ヨーロッパ紀行〜アイルランド編その②〜
こんにちは! 出版でバタバタと、更新が遅れて失礼しました!
アイルランド到着日に日本にいらっしゃるチャーミングな歴史家で
プロデューサーの女性の方とある件でやり取りしていたら
「アイルランドは妖精の国、それから 幻想的な作家の国。
ガリバー旅行記のスイフトや日本で有名になったラフカディオ・ハーンの故郷です。
素敵な景色とビールを楽しんでくださいね」
そんな「きゅん」となるメッセージをくださいました。
2泊の旅の中で一体なにができるか?!と興奮気味!
妖精の前身となったのは、多くの神々が存在するケルト神話。
あの「ピーターパン」「指輪物語」や「ナルニア国物語」も
ケルト神話や文化をベースに書かれています。
ちなみに一番有名なアイルランドの妖精はこちら↓
レプラコーンは、小さな悪戯好きの靴屋職人の妖精で アイルランドの守護聖人、
聖(セント)パトリックを祝うセントパトリックデー(St. Patrick’s Day)に
この妖精を捕まえると黄金のありかを 教えてくれると信じられています。
なんとこの妖精が通行するので注意を促す標識まで!
さて、このケルト民族は、現在のアイルランド人、スコットランド人、
ウェールズ人、フランスはブルターニュ地方のブルトン人等の祖先で
紀元前200年代には、 世界に大きな影響を与えていましたが
カエサルの遠征によってローマに屈服。
ケルト人は大陸と島の部族に分かれ、大陸の部族がここで消え去ったと言われています。
アイルランドなどに渡った「島のケルト部族」が
その後もゲルマン民族のアングロ・サクソンの支配下で
屈辱の歴史を味わいながらも 民族の独自性を残し、
ケルト民族の精神を表現している「神話」が 妖精となり、
口承で伝えられていたと 考えられているようです。
さて、妖精のレプラコーンも大好きなのが、お酒!
アイリッシュウイスキーはもちろんのこと
アイルランドは、黒ビールで有名なギネスビールの本場。
ということでおススメされたギネス・ストアハウスへ!
一杯無料付の入場チケットは、意外と高かったけれど
250年の歴史を誇る醸造所に併設された 7階建てのストアハウスは、
ギネスビールの 原料へのこだわりや製造過程、歴史、
美味しい味わい方や甘い香りなどを楽しめましたよ!
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